医療機器の発達にともない、どの病棟にもモニター心電図が設置されるようになりました。簡単に扱うことができるようになった反面、波形の解析や意味を理解できず、「心電図がこわい」「夜勤が不安」という看護師が多いのも実情です。本書は、臨床現場で心電図の波形を読み取り、適切な看護とケアを行うことができるようになるために、簡潔な解説と見やすいレイアウトで紹介します。著者は、急性期の循環器専門病院として有名な、榊原記念病院看護部長の三浦稚郁子氏。看護師向け心電図セミナーにおいて、絶大な人気を誇る講師です。