患者の訴えや症状からその人の体の状態を分析し、それらを改善させるような漢方処方の考え方、選び方を解説 本当に患者に合った漢方処方を決めるには、病名や症状のみから単純に処方を結び付けるのではなく、目の前の患者の状態をよく把握し、「証」を考えることが欠かせません。日ごろからカウンセリングに重点を置き、患者に合った漢方薬の処方を選ぶ幸井氏が、訴えや症状から患者の体の状態(証)を分析する考え方と、患者に適した漢方処方を選ぶヒントを解説します。