高齢化社会における医療は未病の対策であり、口腔ケアは疾病予防と管理が今後大きな役割を果たすと思われる。本書Part1では口腔ケアの担い手である歯科衛生士の現状と今後の口腔ケアの進め方などについて臨床・倫理・行政面から、さらに多職種連携についても歯科衛生士にわかりやすく実例を交えながら記述した。Part2はスタンダードプリコーションなどについてのコラム集となっている。歯科衛生士の今後の活躍に本書を活用してほしい。