現代の社会において遊戯療法は重要な役割をはたしている。本書は、遊戯療法の基本的な知見や、主要な理論を解説するとともに、心理・教育・福祉・医療等の多様な領域での事例を紹介するテキストである。臨床家を目指す学生・大学院生にとっての教科書・入門書であるとともに、臨床家にとっては遊戯療法の奥深さをあらためて知ることのできる実践書となる。