挺出歯に対し、過去には抜髄、歯周外科、クラウンによる補綴などで対処するしかなかった。だが、歯科矯正用アンカースクリューを手にした現在では挺出歯を「圧下」し、機能させることができる。本書では、矯正治療未経験者のGPにも治療法のコツをわかりやすく解説。さらには、従来の矯正治療の概念を超える咬合平面のコントロールについても解説している。「圧下」をマスターしたいGP、補綴医、矯正医、必読の入門書である。